ついに、WiiUにてタッチバトル戦車SPという新作が満を持して登場したタッチバトル戦車シリーズ、3DSにて発売中の1と2をオールクリアしました。
タッチバトル戦車1をクリアしたのはだいぶ前になってしまったうえに先日2をクリアしたばかりなので、1の感想は少なめで2中心のレビューとなりますが、ご容赦ください。
そもそも、タッチバトル戦車シリーズは3DSのダウンロード専用ソフトとして、ニンテンドーe-shopでは結構前から人気ソフトっだったゲームです。
スライドパッドで自機の戦車を動かし、画面タッチで狙いを定め、タッチペンを離せばその方向に弾を発射!という非常にシンプルなゲーム性です。
敵も戦車で様々な種類の戦車が登場します。
基本的なシステムは1も2も殆ど変わらないので、1と2共通なところは結構多いです。
タッチバトル戦車1をクリアしたのはだいぶ前になってしまったうえに先日2をクリアしたばかりなので、1の感想は少なめで2中心のレビューとなりますが、ご容赦ください。
そもそも、タッチバトル戦車シリーズは3DSのダウンロード専用ソフトとして、ニンテンドーe-shopでは結構前から人気ソフトっだったゲームです。
スライドパッドで自機の戦車を動かし、画面タッチで狙いを定め、タッチペンを離せばその方向に弾を発射!という非常にシンプルなゲーム性です。
敵も戦車で様々な種類の戦車が登場します。
基本的なシステムは1も2も殆ど変わらないので、1と2共通なところは結構多いです。
まずここから1の感想です。1では自機の戦車は「パワータイプ」と「スピードタイプ」が登場し、パワータイプは攻撃力と装甲に優れ敵の攻撃を貫通することができるチャージショットを撃つことができるという特徴があります。スピードタイプは装甲は貧弱なものの、弾丸が壁を反射するうえ、ジャンプができます。ジャンプ中は完全無敵になります。
ステージに登場する複数の敵戦車の攻撃をかいくぐりながら、狙い撃ちして、敵を全滅させればプレイヤーの勝利です。
ステージにはあまりギミックは多くはなく、ゲーム全体を通して似たようなステージが多いのですが、根幹のシステム自体はしっかりしているので、1つ1つのステージを進める事自体はあまり苦になりませんでした。
1ステージが短く、早く終わらせれば数秒、長くても数分でクリアできるステージばかりなので、さくさく進めることができ、ゲームテンポはなかなか良いです。
ゲームをクリアしていくと、高難易度のエキストラステージが登場し、プレイヤーを苦しめてきますが、ゲーム全体のさくさく感は全編通して損なわれていないため、ちょっとした時間にプレイすると面白いです。
ゲームに登場する一部の敵の中に、迫撃砲(遠距離攻撃)を行う敵が存在するのですが、この敵の攻撃がかなりいやらしく、非常に狭いステージでも遠距離高範囲攻撃をしてくるため、何度もこいつに殺されるはめになることもしばしば。
そもそもステージのつくりや敵配置自体が非常にいやらしくできており、プレイヤーにストレスを与えるために配置しただろ!?と言いたくなるような糞配置ステージも存在します。
とはいえクリアできない難易度でもないし、何度も挑戦しステージを覚えればクリアするのは難しくありません。
何より1ステージの短さがストレスをある程度は和らげている気がします。
簡単では無いですが、極端に難しい、というわけでもありませんので、ちょっとした暇つぶしとしてならシューティングやアクションシューティングがお好きな方は楽しめるのではないかと思います。
ここから2の感想です。
システム部分は1と変わっていません。
1ステージの短さもそのまま、敵配置の嫌らしさ、敵の種類なんかは一部を除いて殆ど変わっていません。
今作での大きな変更点は以下の5つ。
・自機の強化
・パーフェクトクリアという概念
・迫撃砲を撃つ敵戦車の弱体化
・ギミックの増加
・ステージ数の増加
画像有りのレビューはこちら
twomt.blog.fc2.com/blog-entry-27.html
自機戦車は、「パワータイプ」と「ディフェンスタイプ」になり、スピードタイプは削除されました。パワータイプはためうちを2段階にまで貯めることができるようになり、2段階までためた攻撃は大型の戦車を一撃で倒すことができるようになりなした。ディフェンスタイプは、前作のスピードタイプの進化系みたいな感じで、「シールド」を使うことができるようになりました。シールドはLボタンを押している間発動することができ、シールドを出している間は完全無敵なうえ、敵の攻撃を反射させることができます。反射した弾が敵に当たるとそのまま敵にダメージを与えることができます。たとえボス戦車の攻撃であろうが反射できますし、いやらしいギミックなんかもシールドがあればへっちゃら。
両タイプともライフの数が増え、敵の攻撃にあたってもある程度は平気になりました。
ライフ数の増加に伴いパーフェクトクリアという概念も生まれました。
敵から1ダメージも受けずに敵を全滅させればクリアした際に星マークがもらえます。(それだけ)
ステージ数も大幅に増え、新たないやらしいギミックが増えたため、すべてのステージでパーフェクトクリアするのは困難を極めます。
前作で猛威を振るった迫撃砲戦車はかなり弱体化され、あまり攻撃しなくなってきました。
上にも書きましたが、新たな太陽(?)のような形のギミックが登場しました。太陽ギミックは、敵ではなく、攻撃しても倒せません。触るとダメージになるため、非常に邪魔な存在です。(カービィでいえばゴルドーのような存在)
このように、むずかしくなった要素といえば太陽ギミックが追加されたくらいなので、「クリアするだけなら」前作に比べ簡単になりました。クリアするだけなら……。
しかし今作では先に述べたようにパーフェクトクリアの概念が追加されたためすべてのステージでパーフェクトクリアしようと思うわけですが、パーフェクトを狙うと難易度が劇的に向上します。
パーフェクトクリアをねらうと死ぬほどイライラゲーになってしまい、とんでもないことになります。
理由は以下。
・ステージ構成がいやらしいというよりいやがらせ
非常に狭いステージで大量の敵が弾幕を張ってくる、というステージが結構増えました。ただでさえ逃げる場所が少ないのに敵が攻撃をやめないもんだからダメージを受けてしまったり、まっすぐな直線のような道でここぞとばかりに敵がレーザーを発射してきたり、障害物が入り組んだステージでドリルのような武器を装備した敵戦車が複数体で突進してきたり、スタート地点の時点で8体くらいの敵に円形に囲まれてスタートしたりといった糞配置が、前作に拍車をかけてプレイヤーに襲いかかります。太陽のギミックがアチラコチラに存在し、しかもプレイヤーを圧死させようと襲い掛かってくるのでそれを避けつつ敵を殲滅させねばならず、パーフェクトクリアが非常に難しくなっております。太陽は消すことができないにもかかわらず容赦なく動きまわり、プレイヤーを殺しに来るので恐ろしい存在となっています。糞ギミック、糞配置、糞性能(後述)という3糞にプレイヤーは耐えなければいけなくなりました。(パーフェクトクリアを目指さないのであれば、そこまで難しくないのですが)
・自機の性能差がひどい
パワータイプはためうちが強化されましたが、ディフェンスタイプのシールドの性能が便利すぎてパワータイプがゴミに見えてきます。シールドはLボタンをおすとシールドゲージが無くなるまで使うことができるのですが、シールドは敵の射撃はもちろん、迫撃砲、ドリル突進、ボスキャラの攻撃、太陽ギミックすべての攻撃を完全無効化できる上にシールドゲージが一瞬で回復するために異常に強い機能になっております。上で書いたように、このゲームには糞配置や糞ギミックに悩ませられるのですが、これを一時的にでも無効化できるディフェンスタイプのアドバンテージはすんごいです。パワータイプとはなんだったのかと言いたくなります。
以上により、タッチバトル戦車3D 2では、1に比べると、
「クリアするだけなら簡単になったが、パーフェクトを狙うと地獄になった」
といった感じです。
とはいえ、なんだかんだで2作ともかなり楽しませてもらいました。手放しではお勧めできませんが、私はこのゲーム好きです。
嫌いになれない魅力があります。ネットの評判を見るとあまり芳しくないようですが、私はこのシリーズを応援していないこともない・・・感じです。
血ヘド吐いてパーフェクトクリア……
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