2016年10月10日月曜日

SHOW BY ROCK!!原画展に行ってきたよ

10月3日まで池袋で開催していたSHOW BY ROCK!!原画展に行ってきました!!
神アニメであるSHOW BY ROCK!!の原画を見ないわけにはいかないので!

アニメの各場面がありのままに描かれていておっほぉてなりました。
かわいいかわいいと思いながら見てました。
2期も始まりましたがやはり素晴らしい面白いかわいいなアニメですね。

ところで、原画展に行く前は知らなかったんですが、画像左のシアンの絵柄にシアン役の稲川英里さんのサインが入った複製原画を購入しましたよ!
12月ごろ届くそうで、楽しみすぎる!!!

2016年10月4日火曜日

Nuclear Throneレビュー!これぞ神ゲー

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Nuclear Throneはローグライク要素のある全方位シューティングです。 荒廃した世界で、プレイヤーキャラクターとなる魚やクリスタルなどの様々なクリーチャーを操作して核の玉座(Nuclear Throne)と呼ばれる場所への到達を目指します。 主人公だけでなくもちろん敵キャラクターも異形ぞろいで、たくさん倒すとレベルアップ(変異)し、新たなスキルを手に入れることができます。強力なものもあれば非常に使いどころの限られるビミョーなものまでありますが、キャラクターや武器の組み合わせ次第ではとんでもなく強いキャラクターに成長することもあります。 武器といえば、キャラクターやスキルと同じく様々な種類のものがあり、序盤は使いづらく弱い武器ばかりなのですが、レベルが最大まで上がるころには武器も強力なものばかりで、進むのが楽になる・・・・・・かと思いきやそんなことはなく、強い敵キャラクターも出てくるようになるうえ、周回すればするほど数もガンガン増えます。 ですので序盤からラスボス以降も通して全体的に難易度が高いゲームであると言えます。しかし私はこのゲームは難易度が高いからといってすぐにはやめることが出来ませんでした。 このゲーム、非常に中毒性が高いのです。大量の敵を強力な武器とスキルでブッ飛ばしていったり、自分の思っていた通りのスキルが取得出来たり、今まで行けなかったところに到達できるようになったりするのが楽しい。言ってしまえば単純に敵をひたすら倒してキャラクターを強化して進んでいき、レベルがカンストすればほんとに敵を倒して進むだけのゲームなのですが、その上達が実感しやすく、「今日はここまで進めたから次にやるときはここまで進めてやる」という気にさせるのです。正直言って1週クリアをするまでに何十回も死にました。けど死んでもすぐにリトライが出来るし、武器とスキル運が良ければ下手でもある程度は簡単に進めてしまえるのです。運要素の強いゲームではあるものの、実力がなければ先に進むのはいずれ難しくなってきますから、結局は実力がかなり重要になってきます。 このゲームはそういう運と実力のバランスがちょうどよく、下手な人には運次第でそれなりに進めさせてくれるし、実力のある人には真っ向から叩き潰してくれて、プレイヤーみんなに優しく厳しいゲームとなっています。 Nuclear Throneには隠し要素も意外と多く隠しキャラクターやキャラクタースキン、特定の条件下でのみ現れる武器、ステージのショートカット、裏のラスボスなど、それ目的で進めてみると実績解除できたりするので、とりあえずゲーム始めたての方はすべてのキャラクターのアンロックを目標にプレイしてみてください。すべてのキャラクターをアンロックするころにはこのゲームもだいぶ上手くなっているはず。 上手くなったら、デイリー(またはウィークリー)チャレンジに挑戦してみてください。一日(または一週間)でリセットされるハイスコアランキングなのですが世界中の人が(2016年現在)何百人も挑戦していて、上位を目指してみるのもいいかもしれません。私は無理でした。 難易度が高いながらも何度もやってしまう中毒性、無駄のないゲームシステム、キモいながらも愛嬌のあるキャラクターたち。私ははっきり言ってこのゲームが超面白いと思うし大好きなゲームです。今まで私が生きてきて遊んだゲームの中でもトップクラスの面白さだと思います。 ぬるゲーマーにはおススメ出来ませんが、出来る限り全人類にプレイしてほしいゲームです。

ラン系ゲーム「Montaro」レビュー!

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 もんたろうはいわゆるラン系ゲームと呼ばれるゲームで、ひたすら障害物をジャンプしてよけつつコインを集めてどれだけ長く前に進めるか、というゲームです。 プレイヤーキャラクターである犬のもんたろうは海外のネット上では(ネタとして)有名な犬がモチーフになっているようで、ゲーム中拾うことができるDOGEコインを集めると手に入るコスチュームや実績もパロディやネタになっています。 ステージにはそこらじゅうに電柱が立ってたり吉野家の看板があったり制服の女子中高生(かわいい)が歩いていたりして、日本が舞台・・・・・・ではあるんだろうけどところどころ日本語がおかしい看板が立っていて、背景やギミックを見るのが意外と楽しい。 道を歩いている女子中高生の髪型も何種類かあり必見です。  操作はクリックでジャンプ出来るだけで、マウス片手で操作することができます。ジャンプでカラスや障害物の冷蔵庫を避けながらDOGEコインを集めるのですが、普通のジャンプだけでなく道に落ちているバナナの皮を使う(滑る)ことでより高くジャンプしたり、ジャンプ中の回転でカラスを蹴散らしたりすることができます。基本的にDOGEコインは高い場所にあるので、積極的に使うことになるのですが、バナナの皮で滑ると、そのたびに画面左上の「パンツゲージ」が減少します。パンツゲージが0のときにバナナの皮を踏んでしまうと、混乱してしばらくジャンプすることができなくなり、死亡することにつながるので注意が必要。  パンツゲージはその辺を歩いている女子中高生の下でジャンプ(クリック)することで回復します。なんでバナナの皮で滑ったらパンツを回収しなければならないのかは分かりません。けどきっともんたろうには必要なのでしょう。パンツを802枚集めるという実績もあります。 DOGEコインは集めると前述のようにコスチュームをゲットすることができ、パロディやネタっぽいのが多いとはいえどれも結構カワイイです。 操作はシンプルで、ゲーム内容も単純極まりない内容なのですが、自分のハイスコアを超えることができると意外と嬉しいです。  ひとつ残念なのが、ハイスコアを競うタイプのゲームなのに世界中の人とハイスコアを競うことができないことです。デイリーでハイスコアを競うことができれば、一日一回遊ぶ程度の原動力にはなったかもしれないのに、もったいないなあと思いました。現状、実績解除したら後はもうスコアやDOGEコインは自己満足のものになってしまうのでなにかもう一声ほしかったです。安価のゲームに多くを求めるのは酷かもしれませんが・・・・・・。 すごく面白い!っていうタイプのゲームではありませんが、安価ですし、実績解除も割と楽なので、ネタでちょっとした時間プレイするにはちょうどいいゲームです。 ※このレビューはSteamにも書きました

「Hello Kitty and Sanrio Friends Racing」レビュー!ひどい劣化ゲー

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Hello Kitty and Sanrio Friends Racingはサンリオのキャラクターを使用したレーシングゲームです。 カート、ボート、飛行機といった3種類の乗り物があり、コース数は全部で12個、使用できるキャラクターの数は10人です。 良いところ +サンリオキャラクターがかわいい +ステージ中の背景に、サンリオキャラクターをモチーフにした建物や、景色があり、意外と凝っていてレース中見ているだけでも結構楽しめる +実績全解除が非常に簡単   悪いところ -オンラインマルチプレイヤー無し -レースゲームなのにタイムが記録されないうえにデータがセーブ出来ない。そのため、いろいろなキャラクターやコースで遊びたい時は起動するたびにシングルモードをクリアしてアンロックする必要がある。もちろんオプションも設定しなおしです。項目の数が非常に少なくボリュームが無いのが救い(?)になっている -コースの数が12とかなり少ない。少ないだけならまだしも、ステージの素材・オブジェクトを使いまわしてコースレイアウトを変えただけのステージや、レインボーロードのパクリコースがある -キャラクターやマシンに差が無い。もしかしたら差があるのかもしれませんが、自分には違いが全くわからなかった -ゲームを閉じる方法がゲーム内に無いのでALT+F4キーなどで閉じなくてはいけない -難易度選択やcc選択などが無い。しかもCPUが弱すぎるので適当にプレイしても1位になれる -CPUがアホすぎてコースを認識できず、時々逆走をする -アイテムを取得した効果音がしたのに、バグで入手していないことになっていることがあった -アイテムは前方に攻撃できるカップケーキ(ミドリこうら)や後方に攻撃できるパイロン(バナナ)、バリア、自分より上の順位のキャラクターを大きく減速させる時計(サンダー)があるのですが、使い道がマリオカートよりも限られている。具体的にはカップケーキを後方に使うことは出来ないし、パイロンを前方に放り投げることも出来ないし、バリアは時計の効果を防ぐことが出来ません -操作性があまり良くない上にデフォルトの設定だとキーボードでもゲームパッドでもメニュー選択や決定/キャンセルができないのでマウスの使用または起動時にキーボード設定をいじるのが必須となっている -ドリフトをするとカートもボートも飛行機も同じような「キキーッ」という効果音がなる。ちょっと加工しただけの使い回しです -とあるコースでは、コース中に謎の見えない壁があり、自分はもちろんCPUもその場所にひっかかってしまうので大きく迂回する必要がある  全体的に著しく低品質かつ使い回しの多い作品です。スクリーンショットや動画を見るとマリオカートのパクリゲーっぽいですが、それは違います。 あまりにも劣化しすぎていて劣化パクリにすら到達していないレベルのゲームです。 サンリオのキャラクターが好きな人はもちろん、すべての人が購入しないほうが良いゲームです。 つまらなくてもいいからサンリオのキャラクターが登場するレースゲームがどうしてもやりたくてしょうがないという奇特な方以外にはおすすめできません。

2016年10月3日月曜日

インディーゲーム開発者の苦悩「Indie Game: The Movie」レビュー!

Indie Game: The Movieは、ゲームではなく、インディーゲーム開発者のドキュメンタリー映像です。 この作品は「Super meat boy」「FEZ」「Braid」を作った開発者に注目し、開発中の映像から、発売後の様子までを追いかけています。 普段ゲームをプレイするとき開発者のことはあまり考えないのですが、この映像を見るとどんな開発者も一人の人間であり、いろいろな悩みが苦労があるんだということを痛感しました。 ゲーム開発と言うのは、ただ単に一つの作品を作り上げるということではないのだと思いました。 それぞれの人間が苦労し、時には友人と、時には会社とぶつかり合いゲームを作っていくわけで、ゲームを遊ぶ側から見てもかなりキツイ状況があることが伺い知ることができます。 実際にこの3作品がセットでついてくるIndie Game The Movie Bundleもあります。 この映像を見た後で、ゲームを遊んでみるのものもなかなかいいもんですよ。 ※このレビューは、Steamにも投稿しました。

月へ行きたい願いを探るアドベンチャー「To the moon」レビュー!

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To the moonはSteamにて配信中のゲームです。 RPGツクールで作成されたゲームで、クリックオンリーでも操作できないこともないですが、キーボードを使用したほうが快適にプレイできます。 主人公の二人は、人の記憶を探る事ができる特別な装置を使って、願いを叶えるという仕事をしています。 記憶の奥底見て、依頼主の本当の願いを調べて行くことがこのゲームの目的です。 依頼主であり、記憶がこのゲームの舞台となる、おじいさんの願いは「月に行きたい」。 主人公のコンビは、早速おじいさんの記憶の中へ……。というストーリーです。  このゲームの特に素晴らしいと思ったところは、テキストとBGMの素晴らしさです。 主人公の二人は、あまり仲が良くないのですが、お互いの掛け合いが見ていて微笑ましく、シリアスなシーンでも彼ら「らしさ」があって楽しいです。 おじいさんとおばあさんの会話は、ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書きませんが、お互いの「好き」があるからこその厳しさを感じる会話が多く、それ故に二人の馴れ初めを見るとホロリときてしまいます。 そういったイベントシーンを盛り上げるのがBGMです。このゲームは、あるBGMがストーリーに大きく関わってくるのですが、それを聞くとゲーム中の感動的なシーンが浮かび上がってきてしまうくらい名曲だと思いました。他にも何度も聞きたくなるような名曲があるので、私はサントラ付きを購入するのをおすすめします。 おじいさんの記憶を見ていくと、ああ、これはこういうことだったのかと思わせるものがあり、キーアイテムを見直すと感慨深いです。 ストーリーは数時間で終わるので、サクッとプレイしたいときにおすすめです。 ※このレビューはSteamにも投稿しました。

解体ゲー「The Room」レビュー!

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The Roomは、スマホでも配信されている同ゲームの移植版です。 スマホでもすでに配信されていて、「The Room Two」は既にクリア、レビュー済みでしたがSteamにて配信開始されたので未プレイだったこちらをプレイしました。  目の前に置かれた机と謎の箱を調べ、仕掛けを解いていくパズルゲームです。 鈴木爆発のような解体ゲームや脱出ゲームに近い作りになっています。   基本的にはスイッチや仕掛けを作動させ、アイテムを手に入れアイテムを使って更に仕掛けを解いていき、最後にある紋章を発見することでチャプタークリアとなります。 暗い環境音や効果音、古ぼけた箱の見た目といったリアルな雰囲気作りが美しく、いろいろな仕掛けを気持ちよく解いていくことが出来ました。 難易度は結構簡単で、理不尽な謎解きなどは全くありませんでした。ヒント機能もあり、非常に丁寧に作られています。 数時間ですべてのステージをクリアできますが、かなり濃密な時間を過ごせるゲームでした。 ゲーム中では英語のメッセージが色々と出てきますが、英語が読めなくても全く問題なくクリアできます。 やっぱりかなり面白いです!ちょーおすすめです。 (このレビューはSteamにも投稿しました。)

「ピックス3D」レビュー!

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ニンテンドーeショップにて、現在セール中のピックス3Dクリアしたので、レビュー! ピックス3Dは、散りばめられたドットを動かして、ひとつの絵にするというゲームです。 この説明ではピンとこないかもしれません。実際に画像を見てみればわかりやすくなるかも?  ゲームをスタートすると、この画像のように、よくわからない四角形が画面上に散らばっています。 これをスライドパッドで回転させると…  このとおり!ひとつの絵が出来上がります。 スライドパッドで回転させる以外の操作は必要ありません。 速く絵を完成させることができると、クリア後の評価が上がり、スコアが上がります。 スコアは、このゲームにおいて全く意味をなしておらず、高得点をとったらおまけがあったりしませんし、ネットランキングがあるわけでも無いので、自己満足な要素となっております。 しかし、特に速く完成させることができると、ヒントを使うことが出来る回数が増えます。 ヒントは、どの方向にスライドパッドを動かせばよいのか矢印が表示されるというもので、ぶっちゃけ使う価値はあまり無いです。 なぜ使う価値がないのかというと、このゲームは難易度が非常に低いのです。 基本的にはひとつひとつのドットが集まるように動かせば良いだけなので、ちょっと動かせば全体のドットの配置を見ればおそらくだれでもすぐ正解に気づくのではないでしょうか。 スライドパッドをちょっと動かしただけですぐ答えに気づくことができるので、難易度は非常に簡単で、多分幼稚園児でもクリアは容易かと思われます(モチベーションが続けばのはなしですが) 最初の数ステージだけがそのような簡単なステージで徐々に難易度が上がっていく…というゲームであればよかったのですが、このゲームはず~~~っとそんなステージが続きます。(全ステージで1000問あります) 数ステージやったら同じような難易度のステージがずっと続くので、人によってはすぐに飽きてしまうかもしれません。 しかし、このゲームは決してつまらないわけではないのです… ひとつひとつのステージをクリアするのには数秒でクリアできますし、クリアした時のピクロスで絵が完成した時のような快感がなくもないです。ドットをクルクルーと回して一つの絵が出来上がった時のピタッと完成した絵を見るのがわたしはなかなか楽しくてですね、一気に全ステージ攻略してしまいました。 まあ流石に1000ステージもあるのでご多分に漏れず途中で飽きが来てしまったのですが、テレビを見ながら片手にプレイしていると苦痛にならず、意外とあっさりクリアしてしまいました。 ステージは自分で作ることもでき、ドット絵に自信がある人は作ってみると楽しいかも? 自分はドットの才能が無いのでウンコしか書けませんが。  このゲームに要望があるとすれば、難易度の向上と画面右下の答え非表示ですね。答えの絵が表示されず、絵はできてからのお楽しみ、だったほうが面白いのでは無いのかと思いました。  全ステージクリアした時の達成感はなんとも言えないものでした。 一問一問がポンポン面白いようにクリアできるので暇つぶしにはもってこいなゲームです。 あまり万人におすすめできるゲームではありませんが、私は結構好きですよ。 難易度が上がった続編とか出たら多分買います。

人探しクリックアドベンチャー「Syberia」レビュー

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 Syberiaは、よくある脱出ゲームなどと同じように、いろいろなところをクリックして調べたり、アイテムを使って謎解きをしていくポイントクリックアドベンチャーです。 ネタバレをできるだけしないようにおおまかにあらすじを書くと、仕事でバラディレーンという街へある契約を結ぶためにやって来た主人公のケイトさんは、目的の人物に会うために調査を行うのですが偶然が重なりひょんなことから行方不明となった人物を自分で探すことに。ケイトさんは壮大な人探しの旅に出る……というストーリーです。 このゲームの世界には、「からくり人形」がとても重要な役割を担っていて、お家のセキュリティーや工場の製造機器、介護など、日常の様々なことをロボットではなくからくり人形が行う世界です。どこかどんよりとした世界なのに、からくり人形たちが必死に働き、人間のために尽くす姿を見ていると、とても癒やされます。からくり人形たちは、時にケイトさんを手助けし、時にケイトさんを邪魔(?)することになるのですが、そのからくり人形たちの妙な人間臭さと陰鬱な世界観がこの物語のキモになっているのではないかと思いまいた。 ゲームとしては、画面上の気になるところをクリックして調べる&アイテムゲット、謎解きのくりかえしですが、ストーリーが面白くてほとんど退屈しませんでした。 ダブルクリックすることでケイトさんは走るのですが、ケイトさんの移動する速さがすこし遅く、ストレスを感じることもありました。しかし、そこまで難易度の高い謎解きはなく、ちゃんとストーリーを追っていけば解ける謎解きが殆どで、割りとすんなりとクリア出来ました。一部、記憶力が問われる謎解きがありそこでどうしてもわからずに攻略サイトを見てしまったのですが、理不尽というほどでもなかったです。  世界観がほんとうに素晴らしく、続きが気になって一気に進めてしまった良作アドベンチャーでした。2もでているのでこれからプレイしてみようと思います。 脱出ゲームや、MYSTシリーズなどが好きな方にはとてもおすすめです。 (このレビューはSTEAMにも投稿しました。)

ハンバーガーという名のストレスを作るゲーム「ハングリーバーガー」レビュー

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ハンバーガーを作ったことはありますか? このハングリーバーガーというゲームをプレイすると、ハンバーガーという食べ物は作ることが(技術的にも精神的にも)難しい事がわかります。  ハングリーバーガーは、上から落ちてくるバンズやトマトやパティ、ピクルスといった様々な食材をお皿にバランスよく乗せてできるだけ大きいハンバーガーを作るゲームです。 大きなハンバーガーを大量に作って、お客さんを満腹にする(上画面下部に表示される空腹ゲージを空にする)ことができればゲームクリア!です。 ゲームに登場するキャラクターは、主人公含めかわいいキャラやおっさん、ババア、妖精など幅広く、全員を満腹にさせることができればエンディングです。 難易度には初級と上級がありますが、難しさ的にも、ストーリー的にも初級→上級という順番で攻略するのがおすすめです。 ハンバーガーを作るには、上から落ちてくる様々な食材を本当にバランスよく載せていく必要があります。食材にもいろいろな形のものがあり、例えばピクルスは小さい円形状なので積みやすかったり、目玉焼きは黄身の部分が盛り上がっているので後々積みづらくなったり、ステーキは分厚い上に横に長いので非常に積み上げづらいなど、の特徴があります。 ちょっとでもバランスを崩してしまうと、今まで積み上げたすべての食材が雪崩のようにずり落ちてしまい、また積み直しとなってしまいます。 しかも、食材はできるだけ迅速に積んでいく必要があります。なぜなら、降ってくる食材の数には制限があり、80個以内でお客様を満腹にしなくてはなりません。しかも、ゲーム中、下画面にはお客様のORDERが表示されます。このORDERに沿った食材がすべて入ったハンバーガーを作る必要があります。それに加え、しばらくハンバーガーが完成しないでいると、お客様のお腹がへってしまうのか、空腹ゲージが回復してしまいますので、定期的にハンバーガーを食べさせる必要があります。 空腹ゲージの他にも「機嫌」というものが存在し、ORDERにそったハンバーガーを作り続けると、お客様の機嫌がどんどん良くなっていき、最高潮まで高まると、「フィーバー状態」になります。フィーバー状態は食材乗せまくりなのに残りの食材数が減らないうえ、食材がずり落ちなくなるため巨大なハンバーガーを簡単につくることができてしまいます。 そのためゲームの流れとしてはORDERにあったハンバーガーを迅速に作り、フィーバー状態にして一気にゲームクリアを狙っていきます。 このように、このゲームはハンバーガーをとにかく作りまくっていく必要があるのですが、初級序盤のステージはあまり難しくなく、さくさくっとハンバーガーを作ることができ、ORDERもすくないのでわりと楽しく感じてしまいます。しかし、後半のステージになると、ハンバーガーづくりを邪魔する大きな要素が牙をむきます。 その要素がこのゲームの後半ステージを極端に難しくする要因であり、このゲームをつまらなく、そしてイライラゲーにしてしまう要因となっています。 その要素とは、「摩擦の無さ」です。 現実の世界には、当然ですが摩擦があるためハンバーガーの中身がツルッとあらぬ方向へ飛んで行ったり、ちょっと動かしただけでハンバーガーの中身がずり落ちる、なんてことはありません。 しかしこのゲームにはそのあるべきはずの摩擦が非常に小さいのです。 いくつも頑張って積んできた食材が、少し動かしただけですべてずり落ちたり、ちょっとだけバンズの中心からずれているだけなのに食材が積めなくなったり…。 このゲームは摩擦がなさすぎるために、食材をまともに積むことができません(フィーバー状態除く)。そりゃ簡単に積めたらゲームが簡単になりすぎるので、ある程度のアクセントは必要なのかもしれません。 けれどこのゲームは摩擦を極端に小さくしすぎです。 想像してみてください、いままで十数個も頑張って積み上げてきたものが、いとも簡単に崩れ落ちてしまう瞬間を…。 しかもこのゲームはときどき摩擦が完全に0になってしまうバグ(?)があるようで、綺麗に食材を積んでいたはずなのにいきなり食材がテーブルクロス引きを行うかのごとく横にスライドしてしまう現象が時々起こります。  摩擦がなさすぎるためにただでさえ食材を積むのが難しいのに、こんなアクシデントが起こるとイライラが止まらないです。 上でも書きましたが、食材の中には変わった形のものもあるため、変なものをORDERされると割りと死ねます。しかも落ちてくる食材には回転しているものもあり、これはまともに積むことができません。なので大抵の場合回転する食材は無視します。 ORDERされる食材はランダムで決まるのですが、ORDERされた食材が手元に降ってくるかは完全に「運」です。なのでずっとお目当ての食材が降ってこない、なんてこともしばしば。 たくさんの食材を積み、ハンバーガーをごちそうしなければならないのに、食材がまともに詰めない、ORDERが多い、空腹ゲージが回復する、回復する前にハンバーガーを作らなければいけない、急いで作ったら食材がずり落ちる、おちついて作り直してたら空腹ゲージが満タンに回復してやがる……。 このような流れを何度も何度も繰り返してクリアーする高難易度ゲーとなっています。 とくに難易度上級の後半のステージではORDERが3つ、食材は80個、食材が8~10個くらい落ちた時点で回復をはじめる、食材の種類が多い、バランスの悪い食材がちょくちょく出てくるといった超鬼畜仕様で、Sランククリアするのは至難の業。 私は何度も何度も挑戦し、死闘の果てにBランクでクリア……。 ヤッター!コングラッチュレーション!!…  ………。  …は?超級……だと? 諦めました。

「タッチバトル戦車3D 1と2」レビュー!

ついに、WiiUにてタッチバトル戦車SPという新作が満を持して登場したタッチバトル戦車シリーズ、3DSにて発売中の1と2をオールクリアしました。

タッチバトル戦車1をクリアしたのはだいぶ前になってしまったうえに先日2をクリアしたばかりなので、1の感想は少なめで2中心のレビューとなりますが、ご容赦ください。
そもそも、タッチバトル戦車シリーズは3DSのダウンロード専用ソフトとして、ニンテンドーe-shopでは結構前から人気ソフトっだったゲームです。
スライドパッドで自機の戦車を動かし、画面タッチで狙いを定め、タッチペンを離せばその方向に弾を発射!という非常にシンプルなゲーム性です。
敵も戦車で様々な種類の戦車が登場します。
基本的なシステムは1も2も殆ど変わらないので、1と2共通なところは結構多いです。

まずここから1の感想です。1では自機の戦車は「パワータイプ」と「スピードタイプ」が登場し、パワータイプは攻撃力と装甲に優れ敵の攻撃を貫通することができるチャージショットを撃つことができるという特徴があります。スピードタイプは装甲は貧弱なものの、弾丸が壁を反射するうえ、ジャンプができます。ジャンプ中は完全無敵になります。

ステージに登場する複数の敵戦車の攻撃をかいくぐりながら、狙い撃ちして、敵を全滅させればプレイヤーの勝利です。
ステージにはあまりギミックは多くはなく、ゲーム全体を通して似たようなステージが多いのですが、根幹のシステム自体はしっかりしているので、1つ1つのステージを進める事自体はあまり苦になりませんでした。
1ステージが短く、早く終わらせれば数秒、長くても数分でクリアできるステージばかりなので、さくさく進めることができ、ゲームテンポはなかなか良いです。
ゲームをクリアしていくと、高難易度のエキストラステージが登場し、プレイヤーを苦しめてきますが、ゲーム全体のさくさく感は全編通して損なわれていないため、ちょっとした時間にプレイすると面白いです。

ゲームに登場する一部の敵の中に、迫撃砲(遠距離攻撃)を行う敵が存在するのですが、この敵の攻撃がかなりいやらしく、非常に狭いステージでも遠距離高範囲攻撃をしてくるため、何度もこいつに殺されるはめになることもしばしば。
そもそもステージのつくりや敵配置自体が非常にいやらしくできており、プレイヤーにストレスを与えるために配置しただろ!?と言いたくなるような糞配置ステージも存在します。
とはいえクリアできない難易度でもないし、何度も挑戦しステージを覚えればクリアするのは難しくありません。
何より1ステージの短さがストレスをある程度は和らげている気がします。
簡単では無いですが、極端に難しい、というわけでもありませんので、ちょっとした暇つぶしとしてならシューティングやアクションシューティングがお好きな方は楽しめるのではないかと思います。


ここから2の感想です。
システム部分は1と変わっていません。
1ステージの短さもそのまま、敵配置の嫌らしさ、敵の種類なんかは一部を除いて殆ど変わっていません。
今作での大きな変更点は以下の5つ。

・自機の強化
・パーフェクトクリアという概念
・迫撃砲を撃つ敵戦車の弱体化
・ギミックの増加
・ステージ数の増加

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自機戦車は、「パワータイプ」と「ディフェンスタイプ」になり、スピードタイプは削除されました。パワータイプはためうちを2段階にまで貯めることができるようになり、2段階までためた攻撃は大型の戦車を一撃で倒すことができるようになりなした。ディフェンスタイプは、前作のスピードタイプの進化系みたいな感じで、「シールド」を使うことができるようになりました。シールドはLボタンを押している間発動することができ、シールドを出している間は完全無敵なうえ、敵の攻撃を反射させることができます。反射した弾が敵に当たるとそのまま敵にダメージを与えることができます。たとえボス戦車の攻撃であろうが反射できますし、いやらしいギミックなんかもシールドがあればへっちゃら。
両タイプともライフの数が増え、敵の攻撃にあたってもある程度は平気になりました。

ライフ数の増加に伴いパーフェクトクリアという概念も生まれました。
敵から1ダメージも受けずに敵を全滅させればクリアした際に星マークがもらえます。(それだけ)
ステージ数も大幅に増え、新たないやらしいギミックが増えたため、すべてのステージでパーフェクトクリアするのは困難を極めます。

前作で猛威を振るった迫撃砲戦車はかなり弱体化され、あまり攻撃しなくなってきました。
上にも書きましたが、新たな太陽(?)のような形のギミックが登場しました。太陽ギミックは、敵ではなく、攻撃しても倒せません。触るとダメージになるため、非常に邪魔な存在です。(カービィでいえばゴルドーのような存在)

このように、むずかしくなった要素といえば太陽ギミックが追加されたくらいなので、「クリアするだけなら」前作に比べ簡単になりました。クリアするだけなら……。
しかし今作では先に述べたようにパーフェクトクリアの概念が追加されたためすべてのステージでパーフェクトクリアしようと思うわけですが、パーフェクトを狙うと難易度が劇的に向上します。
パーフェクトクリアをねらうと死ぬほどイライラゲーになってしまい、とんでもないことになります。
理由は以下。

・ステージ構成がいやらしいというよりいやがらせ
非常に狭いステージで大量の敵が弾幕を張ってくる、というステージが結構増えました。ただでさえ逃げる場所が少ないのに敵が攻撃をやめないもんだからダメージを受けてしまったり、まっすぐな直線のような道でここぞとばかりに敵がレーザーを発射してきたり、障害物が入り組んだステージでドリルのような武器を装備した敵戦車が複数体で突進してきたり、スタート地点の時点で8体くらいの敵に円形に囲まれてスタートしたりといった糞配置が、前作に拍車をかけてプレイヤーに襲いかかります。太陽のギミックがアチラコチラに存在し、しかもプレイヤーを圧死させようと襲い掛かってくるのでそれを避けつつ敵を殲滅させねばならず、パーフェクトクリアが非常に難しくなっております。太陽は消すことができないにもかかわらず容赦なく動きまわり、プレイヤーを殺しに来るので恐ろしい存在となっています。糞ギミック、糞配置、糞性能(後述)という3糞にプレイヤーは耐えなければいけなくなりました。(パーフェクトクリアを目指さないのであれば、そこまで難しくないのですが)

・自機の性能差がひどい
パワータイプはためうちが強化されましたが、ディフェンスタイプのシールドの性能が便利すぎてパワータイプがゴミに見えてきます。シールドはLボタンをおすとシールドゲージが無くなるまで使うことができるのですが、シールドは敵の射撃はもちろん、迫撃砲、ドリル突進、ボスキャラの攻撃、太陽ギミックすべての攻撃を完全無効化できる上にシールドゲージが一瞬で回復するために異常に強い機能になっております。上で書いたように、このゲームには糞配置や糞ギミックに悩ませられるのですが、これを一時的にでも無効化できるディフェンスタイプのアドバンテージはすんごいです。パワータイプとはなんだったのかと言いたくなります。

以上により、タッチバトル戦車3D 2では、1に比べると、
「クリアするだけなら簡単になったが、パーフェクトを狙うと地獄になった」
といった感じです。

とはいえ、なんだかんだで2作ともかなり楽しませてもらいました。手放しではお勧めできませんが、私はこのゲーム好きです。
嫌いになれない魅力があります。ネットの評判を見るとあまり芳しくないようですが、私はこのシリーズを応援していないこともない・・・感じです。

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血ヘド吐いてパーフェクトクリア……
20140803_215404000_iOS.jpg まずここから1の感想です。1では自機の戦車は「パワータイプ」と「スピードタイプ」が登場し、パワータイプは攻撃力と装甲に優れ敵の攻撃を貫通することができるチャージショットを撃つことができるという特徴があります。スピードタイプは装甲は貧弱なものの、弾丸が壁を反射するうえ、ジャンプができます。ジャンプ中は完全無敵になります。 ステージに登場する複数の敵戦車の攻撃をかいくぐりながら、狙い撃ちして、敵を全滅させればプレイヤーの勝利です。 ステージにはあまりギミックは多くはなく、ゲーム全体を通して似たようなステージが多いのですが、根幹のシステム自体はしっかりしているので、1つ1つのステージを進める事自体はあまり苦になりませんでした。 1ステージが短く、早く終わらせれば数秒、長くても数分でクリアできるステージばかりなので、さくさく進めることができ、ゲームテンポはなかなか良いです。 ゲームをクリアしていくと、高難易度のエキストラステージが登場し、プレイヤーを苦しめてきますが、ゲーム全体のさくさく感は全編通して損なわれていないため、ちょっとした時間にプレイすると面白いです。 ゲームに登場する一部の敵の中に、迫撃砲(遠距離攻撃)を行う敵が存在するのですが、この敵の攻撃がかなりいやらしく、非常に狭いステージでも遠距離高範囲攻撃をしてくるため、何度もこいつに殺されるはめになることもしばしば。 そもそもステージのつくりや敵配置自体が非常にいやらしくできており、プレイヤーにストレスを与えるために配置しただろ!?と言いたくなるような糞配置ステージも存在します。 とはいえクリアできない難易度でもないし、何度も挑戦しステージを覚えればクリアするのは難しくありません。 何より1ステージの短さがストレスをある程度は和らげている気がします。 簡単では無いですが、極端に難しい、というわけでもありませんので、ちょっとした暇つぶしとしてならシューティングやアクションシューティングがお好きな方は楽しめるのではないかと思います。 20140812_033920000_iOS.jpg ここから2の感想です。 システム部分は1と変わっていません。 1ステージの短さもそのまま、敵配置の嫌らしさ、敵の種類なんかは一部を除いて殆ど変わっていません。 今作での大きな変更点は以下の5つ。 ・自機の強化 ・パーフェクトクリアという概念 ・迫撃砲を撃つ敵戦車の弱体化 ・ギミックの増加 ・ステージ数の増加 自機戦車は、「パワータイプ」と「ディフェンスタイプ」になり、スピードタイプは削除されました。パワータイプはためうちを2段階にまで貯めることができるようになり、2段階までためた攻撃は大型の戦車を一撃で倒すことができるようになりなした。ディフェンスタイプは、前作のスピードタイプの進化系みたいな感じで、「シールド」を使うことができるようになりました。シールドはLボタンを押している間発動することができ、シールドを出している間は完全無敵なうえ、敵の攻撃を反射させることができます。反射した弾が敵に当たるとそのまま敵にダメージを与えることができます。たとえボス戦車の攻撃であろうが反射できますし、いやらしいギミックなんかもシールドがあればへっちゃら。 両タイプともライフの数が増え、敵の攻撃にあたってもある程度は平気になりました。 ライフ数の増加に伴いパーフェクトクリアという概念も生まれました。 敵から1ダメージも受けずに敵を全滅させればクリアした際に星マークがもらえます。(それだけ) ステージ数も大幅に増え、新たないやらしいギミックが増えたため、すべてのステージでパーフェクトクリアするのは困難を極めます。 前作で猛威を振るった迫撃砲戦車はかなり弱体化され、あまり攻撃しなくなってきました。 上にも書きましたが、新たな太陽(?)のような形のギミックが登場しました。太陽ギミックは、敵ではなく、攻撃しても倒せません。触るとダメージになるため、非常に邪魔な存在です。(カービィでいえばゴルドーのような存在) このように、むずかしくなった要素といえば太陽ギミックが追加されたくらいなので、「クリアするだけなら」前作に比べ簡単になりました。クリアするだけなら……。 しかし今作では先に述べたようにパーフェクトクリアの概念が追加されたためすべてのステージでパーフェクトクリアしようと思うわけですが、パーフェクトを狙うと難易度が劇的に向上します。 パーフェクトクリアをねらうと死ぬほどイライラゲーになってしまい、とんでもないことになります。 理由は以下。 ・ステージ構成がいやらしいというよりいやがらせ 非常に狭いステージで大量の敵が弾幕を張ってくる、というステージが結構増えました。ただでさえ逃げる場所が少ないのに敵が攻撃をやめないもんだからダメージを受けてしまったり、まっすぐな直線のような道でここぞとばかりに敵がレーザーを発射してきたり、障害物が入り組んだステージでドリルのような武器を装備した敵戦車が複数体で突進してきたり、スタート地点の時点で8体くらいの敵に円形に囲まれてスタートしたりといった糞配置が、前作に拍車をかけてプレイヤーに襲いかかります。太陽のギミックがアチラコチラに存在し、しかもプレイヤーを圧死させようと襲い掛かってくるのでそれを避けつつ敵を殲滅させねばならず、パーフェクトクリアが非常に難しくなっております。太陽は消すことができないにもかかわらず容赦なく動きまわり、プレイヤーを殺しに来るので恐ろしい存在となっています。糞ギミック、糞配置、糞性能(後述)という3糞にプレイヤーは耐えなければいけなくなりました。(パーフェクトクリアを目指さないのであれば、そこまで難しくないのですが) ・自機の性能差がひどい パワータイプはためうちが強化されましたが、ディフェンスタイプのシールドの性能が便利すぎてパワータイプがゴミに見えてきます。シールドはLボタンをおすとシールドゲージが無くなるまで使うことができるのですが、シールドは敵の射撃はもちろん、迫撃砲、ドリル突進、ボスキャラの攻撃、太陽ギミックすべての攻撃を完全無効化できる上にシールドゲージが一瞬で回復するために異常に強い機能になっております。上で書いたように、このゲームには糞配置や糞ギミックに悩ませられるのですが、これを一時的にでも無効化できるディフェンスタイプのアドバンテージはすんごいです。パワータイプとはなんだったのかと言いたくなります。 以上により、タッチバトル戦車3D 2では、1に比べると、 「クリアするだけなら簡単になったが、パーフェクトを狙うと地獄になった」 といった感じです。 とはいえ、なんだかんだで2作ともかなり楽しませてもらいました。手放しではお勧めできませんが、私はこのゲーム好きです。 嫌いになれない魅力があります。ネットの評判を見るとあまり芳しくないようですが、私はこのシリーズを応援していないこともない・・・感じです。 20140812_033730000_iOS.jpg 血ヘド吐いてパーフェクトクリア……

シンプルでバランス絶妙な「Assault Android Cactus」レビュー!

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STEAMにて現在アーリーアクセス版が配信中のこのゲーム、すごく良かったので現時点での感想を・・・ ゲームシステム自体は左スティックで移動、右スティックで照準といったわりとオーソドックスな全方位シューティングです。 このタイプのゲームはGeometry Warsなどが有名ですが、このゲームは敵弾に当たっても一発アウトではなくライフ制なのである程度は敵弾にあたっても大丈夫で、ダメージを受けずに入れば自動回復します。PVでは弾幕シューティングのように見えなくもないですが弾幕要素は薄めです。 そのため敵からひたすら逃げ回りつつ攻撃すれば結構簡単にノーミスノーダメージでステージクリアすることができるため、クリアをするだけなら比較的難易度は高くありません。 しかしこのゲームの面白いところはチェインによるスコアシステムにあります。複数の敵を短時間で倒すとチェインがつながって、より大きいスコアをスコアを手に入れる事ができます。よくある普通のシステムではあるのですが、このゲームは敵の硬さや数、敵の出現タイミングなどが絶妙で、必ず1つのステージ内の敵はすべてチェインすることができるようになっています(多分)。もう少しでチェインが切れそう…と思ったちょうどよいタイミングで敵が出現しチェインがギリギリつながったり、強い敵の懐に飛び込んで密着して攻撃し捨て身の覚悟で強引にチェインをつなげたりといったギリギリ感が非常に面白いです。単にクリアするだけなら簡単(ボス戦を除く)なのですが、すべてのステージでS+ランクをとろうとすると途端に難易度が上がり敵の出現タイミングや攻撃の順番などを考えながら攻略する必要があります。かと言って難しくなりすぎるわけではなく、ちゃんとクリアの仕方がわかっていれば難易度は大幅に下がります。 キャラクターは少し芋臭いですが、ゲームをしていれば徐々に愛着が湧いてきます。キャラクターごとの性能もバランスが良く、バリエーションがあって楽しいです(隠しキャラもいます)。いわゆるバランスブレイカーな強キャラが存在せず、どのキャラクターにも一長一短あり、ステージの構成に合わせたキャラクターを選んでクリアしていくことになるかと思います。もちろん自分の好きなキャラクターだけで全ステージを攻略するのも一考ですし、あるステージでは全く役に立たないキャラでも別のステージでは大活躍したりと、どのキャラを使うか、考えるのも楽しいです。 全体的にバランスがとても良いゲームだなという印象を受けました。一つ欠点を挙げると、ステージの見た目のバリエーションに欠けるということです。ステージ自体はたくさんあるのですが、基本的に地面が白いプレート(?)のようなものばかりでほとんどのステージで白いプレートをみながらゲームを進めていた気がします(実際には違います)。とはいってもゲーム中はほとんど気になりません(視認性という意味でもこの白いプレートのままがいいのかもしれませんが)。全ステージをクリアするまでなら数時間で終わりますが、全ステージS+ランクを取るには何時間かかるかわかりません。S+を取るには一度もチェインを途切れさせずにつなげる必要があるので結構難しいかもしれないです。 見た目で少し損をしているかもしれないゲームですが、多くの人に触れてほしいなと思えるゲームでした。今後が楽しみです。 (このレビューはSteamにも投稿しました)

競馬とソリティアが奇跡の出会い「ソリティ馬」レビュー!

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ソリティ馬は、主人公である新米のジョッキーが不慮の事故にあい、死にかけてしまうのですがあの世で神様が生き返らせてくれることに。 その際競馬で勝つことができなかった主人公は、神様からの御慈悲で馬に乗っているとき主人公が唯一得意なソリティアをすることで(都合よく)馬を速く走らせることができるようになってしまいます。 そんなこんなで、プレイヤーはゲーム中ソリティアを行うことで馬を走らせることになります。 ソリティアといっても、ルールは「ゴルフ」と呼ばれるもので、最初に3~6列のトランプの束から好きなカードを取り、A~Kの順番に取っていくというのが基本的なルールで、逆からとってもOK、(AとKはつながっている)カードが取れなくなったら山札から新しいカードを取る・・・ということを繰り返していきます。 例を挙げると、まず最初に2をとった場合、2→3→4→3→2→A→K→Q→・・・という順番でカードをとってもいいのです。 ここまでは普通のソリティアなのですが、上画像の右上にある丸に馬の顔が書かれた「コスコスくん(プルプルくん)」をこすると、「気合」が溜まっていきます。この気合を上げることでレース最後の直線で大きく勝負を有利にすることができます。 レース最後の直線は非常に重要で、この直線に全てがかかっていると言っても過言ではありません。最後の直線までは馬群の後ろで走り、最後に一気に追い抜くといった走り方や、最後の直線で体力を消費する代わりにスピードアップを図るなど、おウマさんによって様々な走り方ができます。 レースで勝つにはソリティアがうまいだけでは難しく、おウマさんのステータスやスキル、アイテム、周りのウマの強さ、運などが大きく関わってきます。 レース中に登場するアイテムを集めることで、経験値をゲットしたり、最後の直線でスピードアップするアイテムなどを手に入れることができます。ウマを成長させるにはアイテムをゲットするにはアイテムをどんどん取っていかなければならないのですが、アイテムばかりに気を取られているとレースで気合を貯めることが難しくなるので、プレイヤーの腕前が試されます。 おウマさんをいろいろなレースで走らせると、いつかは引退の日が来ます。引退するまでにおウマさんを成長させきらなければなりません。 引退すると親ウマとして子供を作ることができ、両親のステータスを受け継いだ仔馬を作ることができます。 このウマの家族づくりがとても面白くて、このゲームの中毒性を高めている一つの要因でもあります。 「このスキルとこのスキルを合わせたらきっと強い馬が生まれるに違いない」、だとか「レースをいくつも勝ち抜いたウマ同士を掛け合わせたから強い仔馬が生まれてくる」といったことを考えながらウマを育てるのが非常に面白いです。 実際には思った通りのウマがうまれることは少ないのですが、どんなウマでもいくつものレースを勝ち抜くと、愛着が湧いてくるものでウマの家族を作るのが楽しくてしょうがないのです。 育てたウマはQRコードにして配布したり保存しておくことができます。  このQRコードを利用した公式大会も開催されています。 ソリティ馬公式ブログ 自分も公式大会の第2回と第3回に参加したのですが、あまり良い結果ではありませんでした。  ソリティ馬は、この通り馬とソリティアが組み合わさった奇跡のゲームなのですが、どう組み合わさっているのかは実際にプレイしてみないことにはわからないかと思います。体験版が配信されているので、気になったらプレイしてみてくださいね。

分解ゲーム「The room two」レビュー

普段はあまりスマートフォンのゲームは遊ばないのですが、これは!!と思うゲームがあったので感想書きます。 The room twoというスマートフォンのゲームです。 某所で宣伝されていて、面白そうだったので買ってみました。 内容は脱出ゲームのように部屋の細部を調べて、さまざまなアイテムを入手しそれをうまく利用していくのですが、このゲームは部屋を探すというよりは「仕掛けの分解」に重点を置いたゲームです。 昔「鈴木爆発」というゲームがありましたが、あれに近いかんじですね。 まずゲームが始まると目の前に照らし出される机&謎の装置。まずはそれをくまなく調べていくことになります。 一般の脱出ゲームとは違い、部屋の隅々まで調べる必要はなく、机&謎の装置のみ調べればよく、どこから始めればいいか迷うということはないかと思います。 装置を調べたらスイッチを発見、スイッチを押すと装置が展開・変形し謎の機構が現れ、それをいじってみるとどうやら何かがはまるくぼみがあるので机に置いてあったクランクをはめるとうまく回ってまた装置が変形、中から謎のアイテムをゲット… といった感じで、謎の装置を分解、アイテムを入手、アイテムを使用して分解、謎を解いて新アイテム入手、謎の装置がまた出現、という流れでいろんな装置を分解していきます。 グラフィックは非常にきれいでゲームの雰囲気もどんより鬱屈していて、少し怖い雰囲気が漂っているけど先が気になるように作ってあり、謎の装置が次々に出てきて退屈しないのでサクサク進みます。 仕掛けも意外性があるものが多く、結構考えさせられます。しかし理不尽な仕掛けはなく、難易度は高くありません。 そのため誰でも簡単にプレイできるのではないかと。 ゲーム中にはヒントも出てくるので、どうしても解けない場合はヒントを参考にするとすぐに解けると思います。 ただゲーム開始直後のローディングがちょっと長めなので始めるときもどかしいですが、それは最初だけなのであまり気になりませんでした。 とにかくゲーム全体を通して、いろんな意味で「美しい」ゲームだと私は思います。 グラフィックはもちろんゲームの流れ、雰囲気、部屋に存在する謎のメッセージから感じられるストーリー性、仕掛けの解法など、ゲームの最初から最後まで高水準で、とっても面白いです。 値段も安いので大変おすすめ。 スマホのゲームというとソーシャルゲームばかりに目が行きがちですが、こういうゲームももっと売れてほしいですね。 ちなみにゲームのタイトルからわかるようにこのゲームには前作があり、そちらはまだ未プレイですがこのゲームと同様に面白いみたいなので、遊んでみます。 このゲームをダウンロードするときはこちらからどうぞ。 https://itunes.apple.com/jp/app/the-room-two/id667362389?mt=8

良作の詰め合わせ、パックマン&ギャラガディメションズレビュー!

初代パックマン&ギャラガ、パックマンチャンピオンシップエディション、ギャラガレギオンズ、パックマンティルト、ギャラガレギオンズの計6本が収録されているゲームです。

初代パックマンは言わずと知れたドットイートゲームの元祖であり、初代ギャラガも有名なシューティングですね。
どちらも3種類の画面(ノーマル、100円玉が積んでる筐体、少し斜めの画面の筐体)でプレイすることができ、3D表示によってスコア表示やキャラクターが浮き出て見えます。
結構やり込んだつもりなのですが、やはり難しい!昔のゲームの移植なのでしょうがないのですが・・・
パックマンはステージをクリアすればするほどパワードット(取ると一定時間敵キャラクターを倒すことができる様になる)の効果が一秒ほどしかなくなってしまったり、敵キャラの動きも早くなるので序盤からかなり難しいです。自己ベストが3面までしか行けません。(うまい人ならかなり進められるようですが・・・私には無理そうです)
ギャラガはステージが進むと敵ギャラガの攻撃が激しくなり、数秒で自機が打ち落とされてしまいます。一応、自機を一機犠牲にしてパワーアップすることができるのですが、すぐに死んでしまうので序盤しか使えないという・・・
でも、何度も練習して自己ベストを出せるとやっぱり嬉しいですね。こういう古きよきスコアアタックゲーはこれからも受け継がれてほしいものです。

パックマンチャンピオンシップエディションとギャラガレギオンズは他機種でも配信しているダウンロードソフトの移植です。
2作品とも評価の高いゲームで、数々の賞を受賞しているらしいです。遊んでみると、なるほどたしかにおもしろい。
パックマンチャンピオンシップエディションは、一見初代パックマンと同じ様なゲームに見えるのですが、実は遊べば遊べほど違いが分かってきます。
ステージに張り巡らされたドットを食べていって、パワードットを食べるとパワーアップ、敵ゴーストを食べてさらに高得点が得られるようになります。ここまでは初代パックマンと同じなのですが、決定的に違うところは、ステージの進行方法とゲームスピードです。
初代パックマンだと、一つのステージのドットをすべて食べるとステージクリアで次のステージに続くのですが、このゲームだとステージクリアの概念が無く、ステージが右と左に分かれていて、ステージの右側にあるドットをすべて食べると左側にフルーツが登場します。そのフルーツをとるとまた右側にドットが登場してまたドットをすべて取るとフルーツが・・・
という風に制限時間5分の間にずっと無限ループでゲームが進行していきます。フルーツとドットは取るごとに点数が上がっていくのでどんどん取ってスコアを稼ぐのですが、ドットを取ったり敵ゴーストを食べたりしていると徐々にパックマンやゴーストの移動速度が上がってしまい、ゲームが進めば進むほど(スコアを稼げば稼ぐほど)難しくなっていく・・・というゲームになっています。
スコア稼ぎを優先するか、生き残るのを優先するか、という駆け引きやゴーストからヒヤヒヤ逃げ回るのがなかなかおもしろいですね。

ギャラガレギオンズは、初代ギャラガとはまったく別物のシューティングです。迫り来る大量の敵をセテリテという援護機をうまく使ってどんどん倒していくのですが、敵の数が異常なくらい多く、サテリテだけではなかなか苦労します。弾幕ならぬ敵幕というやつですね。敵幕といえばダライアスバーストACEXでもおなじみですが、アレとはまた違った感じになっています。その敵幕を倒すため、敵を仲間にできるのですが、ある敵を倒すと敵自体がサテリテのようになっていっしょに戦ってくれるようになります。そうやってうまく敵を利用したり、サテリテをうまく使ったりしてクリアを目指すゲームなんですが、自分は3面あたりまでしかいけてません・・・

新作のパックマンティルト&ギャラガ3Dインパクトもなかなか作りこんであって、良いですね。
パックマンティルトは一見普通のジャンプアクションですが、3DS本体を傾けて遊ぶゲームなんです。例えば、ただの平らな道が坂道になったり、鉄球が転がってきたりして、傾けないとクリアできないギミック等が多く、うまく切り抜けられた時の達成感はなんだかくるものがありますね。ステージ中のアイテムなどを集めたり、早くクリアしたりするとメダルがもらえます。このメダルを集めて新しいステージを出現させ、すべてのステージでのメダルコンプリートを目指す・・・というゲームなのですが、難易度調整が絶妙で簡単すぎず難しすぎず、何度かチャレンジすればクリアできるくらいのちょうど良い難しさ。

ギャラガ3Dインパクトは一人称視点の3Dシューティングです。このゲームはティルトと同じく3DS本体を動かしてゲームを進めるのですが、3DSを右に向けるとゲーム中の視点も右に向く、といったように動かします。敵をショットで倒すことのほかに、トラクタービームという武器を敵に当てると、当てた敵に対応した新しい武器を手に入れることができたり、武器をパワーアップさせることができるので、それでどんどん先に進む、といった感じですね。難易度は低く、遊びやすい事を重視しているようです。ちなみに、3DSを動かすと3Dが崩れてしまいそう、と思うかもしれませんが傾きが大きくなると3Dが自動的に弱くなるようで、あまり変には見えません。

どのゲームネットランキングに対応していて、スコアアタックが熱いです。
ちなみに私は一時期結構上位にいたんですが・・・今はちょっと落ちてます・・・

とにかくオススメです。3DS買って、ソフトなに買えば良いかな、と悩んでいるレトロゲーマーはこれを買うといいですよ~。

引っ越してきた

以前は、FC2にてブログを更新していたんですが、今日からBloggerに引っ越しました!
↓前のブログ↓
http://twomt.blog.fc2.com/

ゲームのレビュー記事などは、こっちにももう一度投稿し直そうかと思いますので、よろしくお願いします。