2017年1月12日木曜日

ポッピンQを見てきたよ&ポッピンドロップの紹介


去年の年末、ポッピンQというアニメ映画を見てきました(スタッフ舞台挨拶付き)。
ポッピンQは卒業間近の中学生5人が時の谷という世界でポッピン族と呼ばれる異世界人とともに世界を救う、というお話です。
世界を救うには、時の種をもとに戻して、ダンスを踊り、再び時を動かし続ける必要があるという……。
5人はそれぞれ違った悩みを抱えていて、時の丘に来て悩みを克服し、5人の心を一つにして「奇跡のダンス」を踊ることを目指していきます。
ネタバレなので深くは語りませんが、とても爽やかな終わり方でした。(ED後の特別映像を除けば、の話ですが)

とても楽しいアニメではあったんですが、見終わった後に言いたいことがいい意味でも悪い意味でも多い作品です。
まず、最初に思ったのはキャラクターの掘り下げや世界観の説明が少ないことです。時の種や時の谷の説明がやや唐突で、キャラクターもそれに順応するのが早すぎる気がしました。まあ、単純明快な話ではあるのですが、せめてキャラクターがどんな悩みを抱えているのか、敵は何をもくろんでいるのか、時の種やポッピン族とは何なのか、なぜダンスを踊らなければならないのかといった説明を、もっとほしいかなと思いました。
ただ、キャラクターデザインはポッピン族ふくめてみんな可愛く描かれていて、時の谷の風景や服装などの設定は素晴らしいとしか言いようがなく、まさにファンタジー!という感じ。時の谷に転送?された瞬間はオオッ!となりました。
作中ではポッピン族含めて何度かダンスシーンがあるのですが、違和感のない3DCGでグワングワンとキャラクターが踊る姿はまさに圧巻。可愛さとエロさを兼ね備えてて何度も見たくなります。
しかも、単にキレイなダンスシーンだけではなく、キャラクターがまだ振り付けを覚えていない、へたくそなダンスまでやたらリアルな動きになっていて可愛さ大爆発です。
ただ、ネタバレは避けますが、ED後の映像みたいな展開はちょっとやめてほしかったかな…。

脚本が急ぎ足で描写・説明不足感があるけども、キャラクターの可愛さ、世界観、3DCGのダンスシーンはかなり僕好みのアニメでした。


ポッピンQを見て、好きになった人、もっとこのキャラクターたちのエピソードを楽しみたいと思った方には、こちらもオススメ。
「ポッピンQ ポッピンドロップ」はポッピンQの作中半ばごろの物語を補足するエピソードが収録されている小説です。特に最後のエピソードはアニメ本編で映像化してたほうが良かったのでは……と思うほど重要なお話なので、気になったら読んでみてください。

ポッピンQ、かなり好きな作品なので、今後の展開に期待してるぞマジで!

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